おば茶タイムズ 西風新都を100倍楽しむレポートを、おば茶記者がお届けします!

K2Sグループ その2

運営のノウハウを
全て出します!

もう一人、(株)ケーツーエススチール代表取締役村竹真一さんもお見えになりました。そう、このケーツーエスグループは川上さんと村竹さんの二人が両輪となってすすめておられます。川上さんが主に設計を、販売等コーディネートを村竹さんが担っておられます。
大阪のお好み焼きと広島のお好み焼きの違いを技術面からご説明くださいました。

村竹さん:「まず、焼き手から違います。広島のあのお好み焼きはきちんとした『職人の技』によって成り立っています。ちゃんと技術がないと、ちゃんとした美味しいお好み焼きは出来ません。そこがまぜて作る大阪のお好み焼きと違うんです。広島のお好み焼きを、全国に、世界に広げていこうとしたとき、焼き手が居るんです。今、お好み焼き屋さんで圧倒的な数を誇るのは大阪のお好み焼きです。広島のお好み焼きの店舗の数はまだまだ少ないのはそのせいです。」

だから、トータルサポートが重要だと村竹さんは仰います。
一番最初、川上さんご自身が脱サラして始めた5坪7席のお好み焼き店「ちんちくりん」。ここで軌道に乗せるまで悪戦苦闘がありました。

川上さん:「ツレ(村竹さん)が加わって一気に流れが変ったんです。」

現在ケーツーエスグループでは、出店の場所探し、開業資金の調達、お店の設計、鉄板・厨房設備の製造・販売、お店の運営など、お好み焼き店オープンのための全サポート体制を構築しておられます。

村竹さん:「お好み焼きの「焼き手」さんの修行や、メニュー構成、仕入れのルートがわからなかったら飲食店運営で立ち行かなくなります。自分たちがやってつくってきた飲食店運営のノウハウを全て出します。もう全部まるごと。べつにウチのお好み焼き屋さんの名前でなくてもいい。1店舗その地域で頑張ってくれたらソースも売れる。ソースメーカーさんも喜ぶ。うちらも店舗つくってナンボですが、出店後も機器のメンテナンスから、経営相談までずっと長い付き合いが続くんです。お好み焼き屋が増えれば、ソースメーカーさん、材料の仕入れ先・・・かかわる産業が活性化していきます。」

村竹さんのお話を伺っていると「護送船団」という言葉を思い浮かべました。一隻の船がまっすぐすすむために周囲を保護しながら前進していく。こうした手厚いサポート体制をとろうと考えたきっかけはやはり原点、5坪7席のお店、「ちんちくりん」からでした。

「脱サラしてお好み焼き屋さんを始めた最初は全然うまくいかなかった。お客さんに、それからいろんな人にお世話になって育てていただいたんです。とくに、ソースメーカーさんにはとてもとてもお世話になっていて…、この宮島しゃもじの材料でつくったコテもその会長さんからいただいていて、本当にいつも応援していただいているんですよ。」

と、笑顔で仰っていたお二人がとても印象的でした。 お好み焼きは幾重にも層があります。それと同じように、ソースがあって、鉄板があって、食材があって、職人さんがあって・・・、お好み焼き1枚のなかにはがいろんな積み重ねがギッシリ詰まっているのだと感じたおば茶記者でございます。