
「毎日寒い日が続きますが、皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。この年末年始は「トイレの神様」という曲がお茶の間を席巻いたしました。いや〜、あの歌はいいですよ。いかにも「昭和の風景」って感じがして。あの歌がきっかけとなり、掃除をがんばった、トイレ掃除に力がこもった、という方も読者の皆様の中には多いのではないでしょうか?

株式会社ウィズリンクさん。 2年前に西風新都に引っ越していらした会社です。
「新・和歌山らーめん ばり馬」(馬は口へんに馬)
「京都らーめん とりの助」
「濃厚つけ麺 風雲丸」
「串揚げの店 串串家」
といえば、みなさんどこかで看板をご覧になったり、お食事をとっていらしたことがあるのではないでしょうか?広島県内外にフランチャイズチェーン店を展開する会社なのでございます。
お訪ねしたのは朝8時15分、でございました。 広々とした会社の玄関口には、社員の皆さんのお顔写真が貼られたパネルが壁一杯に貼られておりました。みなさん素敵な笑顔の写真にお出迎えを受けたのでございます。


記者) 西風新都に2年前に本社を移転されて、地域活動として清掃をしておられますね。
地域の清掃は月に1度です。月に1度早朝勉強会というのを本社でやっています。朝7時半から1時間みんなで勉強会をやって、それから会社の外に出て隣の公園などの清掃活動を行っています。
私どもの会社の経営目標のひとつに「地域社会に貢献する」というものがあります。月に1度ではありますが清掃をすることで「地域社会に貢献する」ことができ、清掃を通じて人材育成を行っていこうと。ただ掃除するだけでは人材育成にはなりません。掃除を通じて様々なことに「気づく心」を育てようという取り組みです。

4月入社予定のみなさんも参加(写真中央)
先輩と掃除でコミュニケーション(写真右)
記者) 早朝勉強では何のお勉強をなさっているのですか?
「道徳」です。会社の経営理念として、「道徳と経営は一体」というものがあります。利益追求はたしかに大切なのですが、半分は人間的な教育が重要だと考えています。掃除は、始業前に行うところも多いのですが、私どもでは勤務時間に組み込んで行っています。毎朝8時半から始業と同時に全員が掃除をします。
おば茶記者、朝一番の掃除の様子を見学させていただきました。
朝8時半。音楽が鳴るのと同時に、手に手にぞうきんをもった社員のみなさんがいっせいに散らばっていきました。階段、床、窓、備品、機具、もちろんトイレに至るまで、手早く丁寧に掃除をしていかれます。窓ふきをおもむろに始めた男性の手際の良さに感心し、思わずお声をかけてしまいました。
記者) 「いや〜、お上手ですねえ!!!」
「いえいえ、そんなことは・・・入社以来毎日やっているので慣れました」
記者) 「毎日ですか?!」
「はい、掃除の場所もローテーションしながら…」

こちら、課の1週間の清掃ローテーションが書いてあります。課ごとにこうして清掃を毎朝行っているそうです。この表によれば窓サッシの日は月曜日のはず。今日(水曜日)は、「窓サッシの日」じゃないんじゃない!?
でもってよく見ると、トイレのドアの内側から、裏側から備品の表から裏から皆さん丁寧に掃除をなさっているのですよ。当然のことながら階段の隅っこや壁際にホコリというものはありません。写真でわかるかしら?なんとも「つや〜っ」と光っているのです!フロアタイルも!便器も!「それはそ〜〜〜れは綺麗」なのです。
トイレ掃除のマニュアルもありました。誰がトイレ掃除にあたっても同じように綺麗にできるよう写真つきです。


記者) 掃除を行っていこうと考えたきっかけはなんだったのでしょうか?
私どもは食べ物を扱う会社です。お客様においしいものをさし上げたい。お客様によろこんでいただくためにどうやっていけばいいのか。人材育成のために基本となる「道徳」をしていこうと。根っこの部分、人間的な教育からはじめていこうと思いました。それが6〜7年前からのことです。

周囲に落ちているゴミはもちろん、側溝にたまったり、排水溝に詰まった落ち葉も、社員の皆さんが手作業で取り除いておられました。側溝の中だけでなく溝に落ちる前の落ち葉も回収。次回の清掃が全然チガウそうです。

「こころ」ってすごく綺麗な街なのですが、よく見たら小さなゴミもあります。人の心理として綺麗なところにはゴミは捨てにくいもの。簡単にゴミが捨てられないよう、先んじてきれいにしておけばいつでも街はきれいです!
地域貢献活動、それは心をこめた日常の清掃を通じた人材育成から始まることを教えられたおば茶記者、目から鱗がおちっぱなしでございました。そして日頃の怠惰な自分を心から反省したのであります。
そして、ウィズリンクさんには、夢と感動を創造し、今後さらに西風新都の発展、賑わいに大いに役立ってもらい、合わせて地域貢献の輪が広がることを期待した一日でした。

西風新都のウィズリンクさんのラーメン店に行ってみました。
こう寒いとラーメンとか恋しくなりませんか?
仕事帰り、「新・和歌山らーめん ばり馬」(くちへんにうま)さんと、「京都らーめん とりの助」さんに行ってみました。おば茶記者と、後輩の新茶記者、そして初登場・上司の抹茶記者の3人で、まずは 「ばり馬」さんに突撃!で、ございます。

アストラムライン沿いの「ばり馬沼田店」さん。到着したのは6時半すぎ。民家風の外観でどこかレトロな山の民家風のたたずまいでございます。
店内に「広島最強こってり濃厚」というパネル。一体どんだけ濃いんじゃろう?メニューにも「ばり濃」という文字が踊ってイラストもいかにも濃い印象であります。
左から「ばり濃」を上司・抹茶記者、「節馬」をおば茶記者(味卵つき)、「期間限定濃厚太麺」を新茶記者がそれぞれ注文いたしました。

どん!
背脂大絶賛な「ばり濃」、鰹節やらさば節の香りと豚骨の香り豊かな「節馬」、味噌太麺はレタスが載った珍しいラーメンでございます。
食べてみると、たしかにスープは濃い。「ダシ」は濃いのですが口のなかにいつまでもしつこく味が残ってしまうということはありません。
濃い=しつこいものと思いこんでいたのですが、イイ感じで裏切ってくれました。サイドメニューの焼き餃子もパリパリ♪おば茶記者、しっかりスープもいただいちゃいました。

つづいて「京都らーめんとりの助・沼田店」さんにやってきた抹茶・おば茶・新茶の3トリオ。こちら、京都の町屋風のたたずまいに巨大な看板が目に飛び込んできます。
こちらでのオーダー。抹茶記者「ゆず塩そば・もやしトッピング」、おば茶記者「濃厚鶏そば」、新茶記者は「鶏つけ麺」それぞれオーダー。こちらもメニューからは「濃厚」を押し出す感じです。今度の濃厚はいかなるアプローチを我々に見せてくれるんでしょう?ワクワクでございます。

こちらラーメン。チャーシューの代わりにこちらは鶏肉スライスが入っていました♪ 見た目は濃い感じなのですが、食べるとしつこさは感じない。
「濃いあっさり味」って相反する言葉なんですが、やっぱりぴったりくるのは「濃いあっさり味」、 なんですよね。コラーゲンたっぷりで滋養がある感じです。これは幅広い年齢層に喜ばれる味だなあ、なんて言いながらアツアツをふうふう言いながら食べたのでありました。
寒い夜にはやっぱりラーメンはいいですねえ〜。
ほんっとに心にしみいる一杯でした!