「遺産の保護」を目的に始まった世界遺産リスト登録。日本では観光客誘致の道具となっている感も否めません。 国内の世界遺産のウェブ・ページを覗いてみると、例えば「生活優先か観光優先か」など、地元住民が抱える葛藤が見えてきます。
原爆ドームと厳島神社の二つの世界遺産を有し、国内だけでなく海外からも多くの観光客を迎え入れている広島。そこに住む私たちも、今改めて考えてみませんか。
【対 象】 |
成人
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【定 員】 |
30人 |
【講 師】 |
広島修道大学健康科学部教授 増田 尚史(ますだ ひさし)さん |
【申 込】 |
電話か来館で |
※日本は1992年ユネスコの世界遺産条約を締結。翌年、日本から初めて「法隆寺地域の仏教建造物」及び「姫路城」の2件が文化遺産として、「白神山地」及び「屋久島」の2件が自然遺産として、世界遺産一覧表に記載。 「原爆ドーム」及び「厳島神社」は1996年に文化遺産として世界遺産一覧表に記載された。
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