おば茶タイムズ 西風新都を100倍楽しむレポートを、おば茶記者がお届けします!

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3月に入って温かい日と寒い日が交互にやってきておりますね。
昨年、西風新都内に開校した石内北小学校で、初めての卒業式に向けて予行練習を頑張っているという情報をききつけ、伺うことにいたしました。

石内北小学校は、西風新都内の住宅団地に新設された小学校でございます。
セントラルシティこころの佐伯区側の「10万本のツツジ」(西風ウェブマガジンVol.42)が植わるエリア。住宅は随分立ち並びましたが、これからまだまだ増えていくのが確実な場所でございます。
安佐南区の伴南小学校から分離し、168人の児童が通います。

このご時勢、小学校の新設は非常に珍しいことですが、おば茶記者が子供の頃には結構ありました。
新たに造成された団地に新しい小学校が出来ましてね、おば茶記者が当時住んでいた家は、校区境界線となる農業用水路のすぐそばで、ギリギリ。それまで一緒に遊んでいた同級生たちを数多く送り出す側になり、なんだか寂しいもんだなと思った記憶がございます。(別れた同級生たちとは中学校で再会できたんですけどね)

卒業式の予行練習がある体育館に伺うと、1年生から5年生までの児童が椅子にきちんと座り、式次第に従って本番さながらの練習をしておられたのでございます。
おば茶記者が見る限り、ものすごくきちんとしているのですが、起立のタイミング、着席のタイミング、姿勢...先生がたからの細かな注意は多岐にわたります。子どもたちに公式の「式典」という重みを、先生がたは教えておられるのでした。

先生の号令で、6年生が入場してきます。バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」の荘厳なBGMが鳴り響くなか、一人ずつが入口で一礼してゆっくりと進んでいきます。
これが、とてもきちんとした姿勢で、歩幅も一定で歩いておられましてね!
びっくりいたしました。6年生の児童数は全学年で最も少ない、ギリギリサッカーチームができる11人。卒業証書の授与は一人ひとりです。

おば茶記者、自分の卒業式のことを必死に思い出してみました。マンモス校で、教室が足りなくプレハブ校舎が建っていたくらいでしたので、確か卒業証書の授与はクラス代表1名が出て、「以下同文」でひとクラス分預かっていたような...。

石内北小学校の練習は規律のなかにも愛情がいっぱい詰まっていました。とても丁寧な練習に応える子どもたちがもうとってもいじらしくって。おば茶記者すでに目から熱いものが...。

予行練習の終わりに梶田校長先生が訓示を述べられました。

「いよいよ20日が卒業式。ステージに「祝卒業」とあるこの「祝う」という意味をみんなに考えてもらいたい。お祝いするのは、6年生の最後の授業だから。この授業は一生に一度しかありません。それに石内北小学校の初めての卒業式です。」

そうか、卒業式は、6年生最後の「授業」だったんだ!と、小学校卒業ン十年目にして教わったおば茶記者でございました。

予行練習の後、石谷(いしがい)教頭先生に、6年生の教室を案内していただきました。

小学校の荷物を持って帰るためのバッグにイラストを描く子、卒業文集の作文を先生に相談する子、アルバムの扉絵を描く子。

教室の後ろには卒業式までのカウントダウンカレンダーがあり、ロッカーの上には、紙粘土でこしらえた、「将来の夢」がありました。書には、それぞれの漢字にこめられたなりたい自分についての想い。小学生は幼いものとばかり思っていたのですが、文字や将来の夢の姿に確固たる意志が感じられました。

1年間の思い出をまとめている渋下和優さん。
「一番の思い出は何?」
と聞くと、
「修学旅行です。」
の答えが即、返ってきました。

となりから大上優規さんが、
「11人で行った修学旅行がむちゃくちゃ楽しかった!これが最高の思い出じゃあ!」
と、元気よく回答。

昨年の開校の時は、伴南小学校から6年生たった11人だけが石内北小学校へ移りました。伴南小学校に残るみんなと一緒がいいと言っていた子どもたちでしたが、石内北小学校に移って、11人が団結。
「石内北小学校の児童」として愛校心が芽生えていったとのことでございました。

出席番号1番にして、卒業生第1号になる有藤幸茜(ありとう・とあ)さん。

「お気持ちは?」
と尋ねると
「本当に俺でいいのかなと思った!ここに来る前はそんなことちっとも想像もしなかった。」
と、照れながら語ってくれました。

3月20日の卒業式は、有藤さんの誕生日にもなるそうです。誕生日と卒業式と、お祝いがダブルでくるとは!人生のめぐりあわせとは不思議なものでございますね!

校舎はどこもかしこも掃除が丁寧に行き届いていてピカピカです。新しい校舎だから綺麗というわけではなく、きちんと日々のお手入れがあるからこその綺麗さ。

卒業式の練習で、在校生から卒業生への送る言葉のなかに
「掃除の仕方をていねいに教えてくれてありがとう」
というものがありました。

6年生の愛校心はこうした日常にも表れているのでしょう。こうやって上級生から受け継がれて石内北小学校の伝統が生まれていくのかもしれません。 みなさんのこれからがとてもとても楽しみになったおば茶記者でございました。

卒業証書授与式の模様が石内北小学校のホームページ上で公開されておりました!練習の時よりみんな大人っぽくなっている様子に、おば茶記者、胸が熱くなりましたよ!取材にご協力くださった石内北小学校6年生の皆さんご卒業おめでとうございます!!!!!!!!!!!

卒業証書授与式(広島市立石内北小学校のホームページ)